アメリカに10年住んだ私が感じた日本との違い10選

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はじめまして。アメリカから日本に最近引っ越して来た、Chiemiといいます。GoogleやApple、Facebookなどが生まれたアメリカのシリコンバレーで、約10年間過ごしました。

海外で生活をしていると、日本と違うことや驚いたこと、また感心することが、本当にたくさんあります。もちろん楽しいことばかりではなく、大変なこともたくさん……。どちらにしても、刺激のある生活で、視野が広がることは間違いないと思います。

そんな私目線の気づきをシェアして、少しでも海外を身近に感じていただければ嬉しいです。

 

海外に行ったきっかけ

まずは私がアメリカに住むことになったきっかけを少しお話したいと思います。

私は物心ついた時から海外にとても興味がありました。世界にはどんな人がいて、どんな文化があり、日本とはどう違うのかを自分の目で見て体験したいとずっと思っていたのです。中学、高校、大学と、短期留学や研修で海外に行くことはあったものの、やはり「滞在する」ことと「住む」ことの違いは常に感じていました。

「このまま卒業、就職しては後悔する! やっぱり海外に住みたい!」と強く思い、教授に相談しました。そこでアドバイスされたことは次の二点。ひとつは、将来的に日本に住むのであれば新卒でいるのがものすごく大事だということ。

もうひとつは、せっかく行くなら海外でしか取れない資格を取ることです。このアドバイスを参考にして、大学卒業間近に休学という形を取り、まずは二年間、海外で生活する決心をしました。そこで日本との違いをたくさん知ることになります。

 

アメリカに住んで気づいた!大変なこと、驚いたこと

1.謝らない。

よく言われていることですが、アメリカでは自分に非がない場合は、決して謝りません。自分がなぜそのような言動をしたのか徹底的に説明して、相手を説得しようとします。ただし、自分に非があるときや、悪いことをしたと認めたときは、意外と素直に謝ってきます。

 

2.自分は自分、他人は他人

アメリカではレジにお客さんはすごく並んでいるのに、レジが一つしか開いていないということも多々あります。

「店員さんが少ないのかな?」と思いきや、他にも店員はいる。ただ、自分の仕事はレジではなく、服を並べる事や在庫の確認など、自分の役割の仕事ではないので、レジを助けないのです。日本ではまず見ない光景です……。

 

3.ルールはあってない。なんでも交渉

アメリカでは日本よりも日常様々なシーンで交渉が必要となります。たとえば医療費。

アメリカには国民健康保険がないため、医療費がとても高いのはご存じだと思います。しかしその保険料はケースバイケースで、実はかなり交渉の余地があるのです。ですから病院にかかり請求書が届いたら、まずは保険会社に連絡をして交渉しましょう!

私の場合、交渉で約1500ドル(16万円相当)の請求がゼロになりました。ほかにも交通違反をして罰金を払わないといけないときや携帯電話代やインターネット代も、交渉次第で値段を変えてくれるので、言葉の壁を乗り越えて頑張ってください。

 

4.意外と潔癖

食べ物関係でアメリカ人は日本人より潔癖なところがあります。ピザやクッキーなど手で取って食べる物を取り分けるとき、アメリカではたとえ親しい友人同士や家族同士でも、必ずトングやナプキン越しにつかんだりして、直接自分の手を触らないようにするのです。

 

5.飲食のルールの違い

日本とアメリカでは、屋外での飲食のルールがかなり異なります。たとえば、最終的にお金を払いさえすれば、レジを通す前にパッケージを開けても大丈夫だったりします。また飲み食いしながらお店に入っても平気です。

コーヒーのカップを持ちながら衣料品店に入って品定め、なんていうのもアメリカではよく見る光景です。一方、アルコールに関してはとっても厳しく、建物の外ではアルコール禁止。買う場合にも免許証やパスポートなどIDの提示を求められます。

 

アメリカに住んで気づいた!良かったこと、感心したこと

1.融通が利く。カスタマイズできる。

アメリカでは大抵のレストランやカフェで、メニューのカスタマイズが可能です。それもかなり細かく。

たとえばセットメニューでも、気に入らないものや食べられない物があれば、別のものに替えてくれます。調味料やドレッシングの量や種類、飲み物に入れる砂糖やミルク、トッピングなども自分好みに細かく変えてくれます。

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